人事コンサルタントの『生きがい』づくり日記 人事コンサルティング会社 生きがいラボ

2010年7月22日

組織形態の基本型(1)

ikigai-lab (2010年7月22日 11:30)
生きがいラボ・ニュースレター【2010年7月22日号】
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          組織形態の基本型(1)

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いつもありがとうございます。生きがいラボの福留です。

前回のニュースレターでは、組織設計の難しさをお伝えしました。

  前回のニュースレターはコチラ↓



組織を設計する実務においては、全くのゼロから考え出して、
設計していくということはありません。

経営戦略を達成するために、どのような組織形態が良いのかを
考えるための、基本となる形態があります。

組織論の中では、さまざまな組織形態が挙げられていますが、
そのほとんどは下記の3つに手を加えたものです。



1.機能別組織(職能別組織)

2.事業部制組織

3.マトリクス組織



この3つの組織形態の中から、自社の経営戦略を達成するために
最も適している組織形態を選択し、それを自社の状況に合わせて
カスタマイズしていくのです。

3つの組織形態の中で、どれが優れているということはありません。

それぞれにメリットとデメリットが存在しますので、
自社の状況に合わせて選択することが必要になります。



では、機能別組織から説明していきましょう。


機能別組織とは、「営業」や「製造」、「総務」などのような
『機能』によって組織を分割した形態を言います。

職能別組織と呼ぶこともあります。


機能別組織を採用している会社では、
「営業部」や「製造部」のような部門によって構成されます。


この機能別組織は、各機能の「専門性」を高めるのに
適した組織形態です。

つまり、組織を機能で分割することによって、
営業部ならば営業に、製造部ならば製造に集中できるようになり、
それぞれのノウハウや経験が蓄積され、専門性が高まっていきます。


しかしデメリットとして、各部門の専門性が高まるがゆえに、
「全体最適」の視点が失われがちになります。

それによって、細かな市場ニーズに対応するというよりは、
自部門の都合を優先する社風が形成されてしまいます。


その他のメリットとデメリットで主なものを挙げておきます。



●機能別組織のメリット

 ・トップに権限が集中し、統制を維持しやすい
 ・機能集中によって、規模の経済を発揮できる


●機能別組織のデメリット

 ・マネジメント力のある人材が育ちにくい
 ・トップへの負担が大きい
 ・各部門の利益責任を明確にしにくい



次回は、2番目の事業部制組織を扱います。


         生きがいラボ株式会社 代表取締役 福留 幸輔

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