人事コンサルタントの『生きがい』づくり日記 人事コンサルティング会社 生きがいラボ

2010年10月14日

ターゲット・ストロークが人生を変える

ikigai-lab (2010年10月14日 18:00)
生きがいラボ・ニュースレター【2010年10月14日号】
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     ターゲット・ストロークが人生を変える

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いつもありがとうございます。生きがいラボの福留です。



皆さんは『ターゲット・ストローク』をご存知でしょうか?



「ターゲット・ストローク」とは、交流分析(TA)の用語ですが、
まずは「ストローク」から説明しましょう。


『ストローク』を簡単に定義すれば、
「自分の存在価値を認めてくれる働きかけ」のことを言います。

ストロークが欠乏すると、自分の存在価値を認識できませんので、
問題行動を起こすようになります。

軽度のストローク欠乏は、「遅刻」「無断欠勤」「無気力」
「無関心」を引き起こし、重度になると「うつ病」「ノイローゼ」
という症状まで発生します。

「心の栄養」と言ってもよいでしょう。


 ※「ストローク」の詳しいことについてはこちら↓



そして、「ターゲット・ストローク」とは、
相手の核心を突くようなストロークのことを言います。

つまり、相手が自分の価値を強烈に感じられるようなストローク
のことです。

自分の価値を感じられるからこそ、人は行動できますし、
物事にチャレンジすることができます。

この意味で、経営者・上司にとって、社員様や部下に対して
ターゲット・ストロークを与え、やる気を高めることは
最も重要な役割だと言えるでしょう。

私自身も、ターゲット・ストロークによって人生が変わった
という体験がありますので、今回はその体験談をお伝えします。




昨日は、私が新入社員時代に大変お世話になった先輩Kさんと
会う機会をいただきました。

Kさんは10年前に起業し、コーチングの世界では大変有名な方です。


私は新入社員のころ、なかなか結果が出なかったり、
そのくせに上司に反発したりで、問題社員とみなされていました。


周りから「問題社員」と見られていることは自分でも分かるので、
会社にいること自体が苦しく、

「いま退職して逃げたと思われたくない」という意地だけで
仕事をしていた時期でした。


何かアドバイスをもらっても「自分が否定された」と感じてしまい、
事あるごとに反発していました。

そして、帰って一人になると、「自分はなんてダメなんだ」と
落ち込む毎日を繰り返していました。

今から考えると恥ずかしい限りなのですが・・・。



そんな時、1年先輩のKさんが私の教育担当になってくれました。

Kさんは、私を問題社員という感じで扱わず、
私の早朝・深夜のプレゼンの練習に毎日付き合ってくれたり、
いつも親身になって関わってくださいました。

そして、私の転機となる一言をいただいたのです。



あるとき、Kさんが私に質問しました。


 「福留くんの長所は何?」


私はその頃、自己嫌悪に陥っていたので「ありません」と
答えました。


そうするとKさんは、こう言ってくださいました。


 「福留くんの長所は、『誠実』なところだよ」



その時には、Kさんの言葉を素直に受け入れることができず、
「私は誠実とは言えない」と思いました。


でも、そう言ってくださったKさんのお気持ちが嬉しくて、


「今は自分のことを素直に誠実だとは思えないけれど、
 いつかはそうなれるように『誠実』な生き方をしよう!」


と決意したのでした。



それ以来、私は生き方の中心に「誠実」という価値観を置き、
誠実な人間を目指して努力してきました。

Kさんのあの言葉がなければ、私は問題社員のまま、
会社を辞めてしまっていたかもしれません。

そして、今までつらいことや苦しいことに遭遇しても、
この言葉によって自分自身を励まし続けることができたのです。



Kさんは、まさに私に「ターゲット・ストローク」を与えて
くれたのです。

そして、その「ターゲット・ストローク」が心の支えとなって、
自分の人生を前向きに歩むことができるようになったのです。



経営者・上司の皆さんは、部下に「ターゲット・ストローク」を
与えているでしょうか?

逆に、部下が自分の存在価値を見失うような発言や行動を
してはいないでしょうか?


注意点として、信頼していない人からストロークをもらっても、
「ターゲット・ストローク」にはならないということです。

私は、信頼するKさんに自分の存在価値を認めてもらったからこそ、
それが「ターゲット・ストローク」として効果を発揮したのです。

大切なことは、常日頃から部下のことを愛情をもって観察し、
信頼するに足る経営者・上司であることです。


毎日の小さな積み重ねを継続していきましょう!


         生きがいラボ株式会社 代表取締役 福留 幸輔
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