人事コンサルタントの『生きがい』づくり日記 人事コンサルティング会社 生きがいラボ

2013年12月26日

本年もありがとうございました!

いつもありがとうございます。生きがいラボの福留です。


もうすぐ2013年も終わろうとしています。
当社も2010年の設立から、もうすぐ丸4年が経とうとしています。


本年は、人事関係の月刊誌「人事マネジメント」で連載をしたり、
私が考えている今までとは全く違う人事制度について
いろいろと発信する機会をいただきました。

また、私自身もさまざまな経験を積むことで、
私の考える人事制度が確立してきたように感じています。

来年も、仕事に「生きがい」を持てる社会づくりを目指して
これまでの常識を覆すような考え方を広めていきたいと思いますので、
何とぞ宜しくお願い申し上げます。


今回のブログ更新で今年は最後となり、
来年の第1回は1月9日からスタートさせていただきます。

師走で大変お忙しいとは存じますが、
何とぞお体にはご留意され、良いお年をお迎えくださいませ。

来年も宜しくお願い申し上げます。


          生きがいラボ株式会社 代表取締役 福留 幸輔

2013年12月19日

厚生労働省の「ブラック企業対策」について

いつもありがとうございます。生きがいラボの福留です。


厚生労働省が過重労働を強いる「ブラック企業」対策として、
5,000社(事業所)以上に対して行なった監督結果が発表されました。

全体の82%に当たる4,189の企業・事業所で
長時間労働や残業代不払いなどの法令違反があったとのことです。

今回は、この件に関して私の意見を少し述べたいと思います。


法令遵守は、社会的責任を負う企業にとっては当然のことです。

社員さんを「使い捨て」と考える経営者がいるのも事実ですし、
そのような企業が社会的制裁を受けるのは当然の報いと言えます。


しかし、社員さんを幸せにしたい経営者もたくさんいらっしゃいます。

そして、社員さんを幸せにしようと思うと、
社員さんに人格面・能力面で「成長」していただくしかありません。


人が成長するには、
「時間から時間で働く」という意識ではとうてい成長は望めません。

このブログでも何度も述べている通り、
成長するためには「寝食を忘れて」働くことも必要となるのです。

そういう仕事における「修羅場」をくぐった体験が、
仕事への自信となり、誇りとなり、能力面でも成長を促進するのです。

現在の労働法制は、そのことを全く考慮に入れていませんし、

成長を促すことで社員さんを幸せにしたいと願っている会社でさえも
ブラック企業として認識される可能性もあります。

十把一絡げに労働時間を規定するのではなくて、
多様な働き方を自由に選択できる法令面でのインフラが必要です。


そもそも厚生労働省の労働政策の根本が的外れであると思いますし、

「法律で決まっているから」と狭い視野しか持たない社会保険労務士や
弁護士もいらっしゃいますので、広い視点を持って頂きたいものです。

※もちろん、意義のある労働政策もありますし、
 広い視野を持った社労士さんや弁護士さんもいらっしゃいます。


的外れな法令や政策を、罰則を強化して徹底しようとする前に、
労働社会保険諸法令を含めた労働法制に加え税法制も根本から見直し、

国民に「自律」を促し、また多様な働き方を実現できるような政策を
推進していくことが喫緊の課題だと思います。


          生きがいラボ株式会社 代表取締役 福留 幸輔

2013年12月11日

強い会社の企業文化とは?

いつもありがとうございます。生きがいラボの福留です。


私が人事制度を構築させていただく際に常に意識しているのは、

「人事制度は会社からのメッセージである」

ということです。


人事制度とは、

「こういう人材を求めます」
「こういう人材を大切にしていきます」
「みんなでこういう人材に育っていきましょう!」

という会社からのメッセージです。


ですから、金銭的報酬によるアメとムチを使った人事制度は、

「みなさん、給料のことを意識しながら仕事してください!」

と言っているようなものなのです。


確かに、お給料は生活をするために大切なことですから、
「どうやって稼ぐか」を真剣に考えていくことは大切です。

しかし、「お金のために仕事をする」ことと
「頑張った結果としてお金がもらえる」ということは違います。

何が違ってくるかというと、
パフォーマンス面では「創造性」や「独自性」に違いがあり、
意識の面では「自主性」や「達成感」「充実感」が違います。

「お金のために仕事をする」という意識では、
「創造性」「独自性」「自主性」「達成感」「充実感」などが
低くなってしまうのです。


環境変化に強い会社の社員さんは、
仕事を「自己表現の場」「チャレンジの場」「喜びの源泉」だと
感じている割合が高いです。

そういう企業文化をつくることが、人事制度の目的だと思います。


今ちょうど、コンサルティングさせていただいている会社さまで
ビジョナリー・カンパニーを課題図書にしたことがあり
久しぶりに読み返しましたが、やはり素晴らしい書だと思います。

ビジョナリー・カンパニーのなかで、こんな一節があります。


---引用はじめ---

ビジョナリー・カンパニーは、

その基本理念と高い要求にピッタリと「合う」者にとってだけ、
すばらしい職場である。

ビジョナリー・カンパニーで働くと、

うまく適応して活躍するか、
病原菌か何かのように追い払われるかのどちらかになる。

---引用終わり---


病原菌という表現は、企業文化に合わない人を「悪」だとする
印象を与えますので、私はこの言葉には違和感があります。

「良い」「悪い」の問題ではなく、
企業文化と社員さんの持つ価値観との「相性」の問題だと思います。

自分の会社の企業文化に合わなければ、辞めれば良いだけです。
それが悪いことだとは思いません。


大切なことは、合わない人が辞めざるを得ないほどに
基本理念が浸透しきった企業文化を構築できるかどうかです。

人事制度はそのための道具の一つであって、
ただ単に給料を決めるだけの仕組みではないということです。

そういう視点に立つならば、
金銭的報酬に依存した人事制度は目的からズレていると思います。


          生きがいラボ株式会社 代表取締役 福留 幸輔

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