人事コンサルタントの『生きがい』づくり日記 人事コンサルティング会社 生きがいラボ

2014年6月19日

「働きやすい会社」と「生きがいにあふれる会社」

いつもありがとうございます。生きがいラボの福留です。


私が目指している人事制度は、
「生きがいにあふれる会社」づくりを促進していく制度です。

「生きがいにあふれる会社」と申し上げると混同されるのが、

・働く時間が短い(残業がない)
・休みが多い
・有給休暇がたくさん取得できる
・給料がたくさんもらえる
・福利厚生がしっかりしている

など、いわゆる「働きやすい会社」と同じだと思われることがあります。


確かに、労働時間や休日、給与は生活において大切なものであり、
「働きやすさ」を社員さんに提供することは必要です。

しかし、

 「働きやすい会社」=「生きがいにあふれる会社」

とはなりません。


確かに、社員さんが「生きがい」を感じるためには
時間や休みなどの「働きやすさ」は要素の一つとしては存在します。

しかし、私の考えでは、それほど大きな要素ではありません。


社員さんが「生きがい」を感じるためにもっと重要な要素は、
次の3つです。


 1.自律的に仕事ができる

 2.自分の成長を予感・実感できる

 3.人の役に立っている実感が持てる


1番目の「自律的に仕事ができる」とは、
自分で考えて意思決定できる裁量の範囲が広いということです。

一から十まで上司の指示通りにしなければならない状況では、
仕事の充実感や達成感を味わうことができません。

仕事は自分で考えてするからこそ、おもしろくなるのです。


しかし、自律的に仕事をするには、大きな責任が伴います。
当然、精神的なプレッシャーも大きくなります。

大きな意思決定を迫られた時には、眠れない夜を過ごすことも
あるでしょう。

そういうプレッシャーを乗り越えた時にこそ、
本当の意味での仕事の達成感・充実感を味わうことができます。

他者依存の傾向が強い人からすると、
そういう環境は「働きづらい」会社だと映ることでしょう。


他者依存が強いと、「責任」を果たすことなく「権利」を主張し、
自分以外に原因を求め責任転嫁する傾向が強くなります。

やっかいなのは、社会全体がそういう風潮にあり、
権利を主張するのが当たり前という感覚が横行していることです。

しかし、仕事の喜びを味わうには、他者依存では不可能です。


また、「自由に仕事をしたいが責任はとりたくない」という考えも
甘えとしか言いようがありません。

こういう甘えた考えを持った人にも、
自律的に仕事をする環境は「働きづらい」と映ってしまうでしょう。


「生きがいにあふれる会社」になるためには、

もし他者依存の社員さんがいらっしゃるならば、
「自律的に仕事をする」意識になっていただかなければなりません。


また、このことは、社員さんだけではなく、経営者にも言えます。

経営者としての責任を果たさずに、
社員さんに責任を押し付けているなら、意識を変える必要があります。

経営者としての「自律性」を最大限に発揮して経営していく方が、
経営者としての「生きがい」を味わうことができます。

仕事を通しての「生きがい」を感じるには、
それぞれの立場で自律的に仕事をすることが必要不可欠だと思います。


・・・と、こう書いてくると「働きやすさは必要ない!」と
伝えているように感じられると思いますが、そうではありません。

「働きやすさ」は大切なことだと思います。

しかし、それだけでは不十分だということをお伝えしたいのです。


少し長くなりましたので、

2番目の「自分の成長を予感・実感できる」と
3番目の「人の役に立っている実感が持てる」は次回に致します。


          生きがいラボ株式会社 代表取締役 福留 幸輔

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