人事コンサルタントの『生きがい』づくり日記 人事コンサルティング会社 生きがいラボ

2015年2月26日

逆境が信念を強くする

いつもありがとうございます。生きがいラボの福留です。


人事制度構築プロジェクトの終盤を迎える企業さまが複数あります。

期日までに制度を完成させるプレッシャーもあるのですが、
それ以上に、プロジェクトメンバーさんと頻繁に会えなくなる日が
近づいてきている寂しさを感じます。


プロジェクトも終盤になると、私は意図的に介入するのを減らし、
出来る限りメンバーさんだけで進行してもらうようにします。

私の人事制度コンサルティングは、
1年半から2年間というかなり長い期間をいただいているので、

私が関わらなくなっても人事制度が運用できる状態をつくることが、
私の役割だと考えているからです。

ですので、いかに人事制度に対して当事者感覚を持つメンバーを
増やしていくことが重要だと思っています。


そのためには、スムーズに構築できるよりも、
紆余曲折ありながら、逆境を乗り越えて完成にたどり着いた方が
望ましいという感覚があります。

もちろん、メンバーさんにとっては大変なのですが・・・。


逆境というのも、

・制度づくりが進まずに暗礁に乗り上げる
・プロジェクトメンバー以外の社員さんから反発や中傷を受ける
・社員さんが完成した各制度をキチンと理解してくれない
・プロジェクトメンバーの間で温度差ができる

など、企業さまによってさまざまあります。


私は、プロジェクトのキックオフ時に、


 「このプロジェクトでは、いったん自分自身のことを脇に置いて
  社員さん全員を幸せにすることを考えてください。

  自分以外を幸せにすることを一生懸命に考え続けていくことで、
  結果的には自分自身が大きく成長できます」


と伝えます。


そういう気持ちで始まったプロジェクトでも、
メンバー以外から心ない言葉をかけられて傷つくメンバーも出ます。

もちろん、悪気のない軽い気持ちで言う場合もありますが、
メンバーが真剣に取り組んでいればいるほど、脱力感を感じます。

露骨なケースで言うと、
プロジェクトに真剣に取り組んでいる姿勢に対して「点数稼ぎ」と
揶揄されたメンバーもいらっしゃいました。

「自分は何のために頑張っているのだろうか」と
目的を見失ってしまいそうになるのも、ある意味で仕方ありません。


しかし、それであきらめたり、揶揄する人を非難ばかりしていては、
自分のなかにある弱い心に負けてしまったことになります。

揶揄した人をも受け入れ、その人の幸せをも願って努力することで、
どんなことがあってもブレない心の軸が定まっていきます。

思い通りいかない時こそ、自分の信念や哲学を磨く機会であり、
自己成長のチャンスなのです。


そして、そういう生き方をしていくと、
頑張っている人を応援したい気持ちが今まで以上に強くなりますし、

自分を揶揄した人の奥底にある弱さや寂しさ、悲しみが感じられる
ようになります。

自分の弱さを乗り越えた人にしか、他者の弱さを受け入れることは
できないのです。


人事制度の構築をしていくなかで、
プロジェクトメンバーさんは自分の弱さや至らなさに気づくときが
たくさんあります。

それを認めず、人のせいにして生きるのは容易いことですが、
それでは本当の意味での「生きがい」を見つけることはできません。

一人でも多くのプロジェクトメンバーが生きがいを見出せるように
これからも全力で関わっていきたいと思います。


          生きがいラボ株式会社 代表取締役 福留 幸輔

2015年2月19日

自分の仕事がなくなるという危機感

いつもありがとうございます。生きがいラボの福留です。

昨日は、障がい者や引きこもり、生活保護受給者などの
「働きたくても働けない人」を積極的に雇用し、

成長を続けているアイエスエフネットグループの
渡邉幸義さんのご講演を聴かせていただく機会がありました。


私は、自分は偏見の少ない人間だと思っていましたが、
障がいなどを持つご本人とご家族が抱えている苦しみについて
あまりに無知だったと反省しました。

そして、渡邉さんの高い志と深い愛情に、感動しました。
私も、自分に何ができるのかを考えていきたいと思っています。


雇用については、人工知能の発達で多くの職業が消えると言います。

その通りになるのかは分かりませんが、

自分がやっている現在の仕事がなくなってしまう可能性を考えて、
キャリアをデザインする必要があることは間違いありません。


リンダ・グラットンさんは『ワーク・シフト』(プレジデント社)
の中で、

未来の世界でどういう分野の技能が価値をもつか予測しつつ、
その分野で専門技能を徹底的に磨き、習熟後も移行と脱皮を行い、
他の分野に転身する覚悟を持ち続けること

が必要だと述べています。私もその考え方に賛成です。


私は人事コンサルティングでキャリア開発制度を重視していますが、
「自分の仕事がなくなる」という強い危機感を持って取り組む方は
まだまだ少ないと言わざるを得ません。


私は、一人ひとりが自分の人生を「経営」することが、
仕事を通じた「生きがい」や「働きがい」につながると考えます。

「経営」とは、社会に価値を提供し続けるための営みですから、
自分を取り巻く社会が変われば、自分も変わらなければなりません。

変わることを「苦しい」「めんどくさい」と捉えるのか、
「チャレンジ・成長の機会」と考えて楽しく取り組んでいくのか、

それは自分次第です。


これからも、人生を「経営」する大切さを伝え続けていきます。


          生きがいラボ株式会社 代表取締役 福留 幸輔

2015年2月11日

自分の思考様式に気づく

いつもありがとうございます。生きがいラボの福留です。

お客様の会社で新人事制度の中間説明会が何社かあったので、
「物事に対する解釈の仕方は十人十色だな」と改めて感じました。


私のスタイルは、プロジェクトが進むにつれて、
私の説明部分を極力減らし、プロジェクトメンバーさんの出番が
増えるようにしていきます。

給与制度については経営陣に説明をしていただきますが、

キャリア開発制度や目標管理制度については、
ほとんどをそれぞれの運用責任者さんから説明していただきます。

プロジェクトメンバーさんから各制度の運用責任者を決めますが、

各制度の運用責任者さんは、緊張しながらも素晴らしい説明を
してくださいました。

プロジェクトメンバーさんの情熱あふれるプレゼンをお聴きすると、
お手伝いしてきて本当に良かったと喜びが湧いてきます。


しかし、どれだけ情熱を持って説明をしても、
ポジティブに捉える社員さんもいれば、ネガティブに捉える方も
いらっしゃいます。

物事には様々な解釈の仕方があった方が良いと思いますので、
ポジティブが良くてネガティブが悪いとは考えてはいませんが、

大切なことは、自分の人生や周りへの影響において、
「役に立つ」ような解釈が出来ているかどうかだと思います。


物事を批判精神を持って観察することは必要なことですが、
単に物事を否定したり、後で陰口を言うレベルで終わっていれば、

ご自分の人生にとってプラスとは言いがたいですし、
周りに対して悪い影響を与えていると言わざるを得ないでしょう。


一番の問題は、自分がネガティブな解釈をしていることに気づかず、
「自分以外が悪い」と被害者意識になっているケースです。

こうなると、人の意見を聞き入れることもなく遮断してしまい、
不平・不満、陰口、悪口を垂れ流します、

ちっぽけなプライドは守れるでしょうが、
それで本当に周りと相互信頼関係を築くことができるでしょうか?

自己弁護と責任転嫁が得意な自分と同じような人と
非建設的な雑談で盛り上がって、一時的に楽しいだけで終わります。


一方で、ポジティブに物事を捉えるにも、実は努力が必要です。

ポジティブな人の頭の中にも、
「楽をしたい」「変わりたくない」「変化が怖い」というような
マイナスの感情も存在します。

あるいは、ただ単純に「好き」「嫌い」という感情も存在します。

しかし、マイナスの感情に支配されている状態が、自分にとって
役に立たないと分かっている人は、感情をマネジメントします。

自分の中にあるマイナスをプラスに転じるために努力するのです。

ポジティブ思考とは、そういう精神面での努力の賜物なのです。


自分の思考様式は、自分の生き方や人生を決定します。

また人間は、年齢を重ねると、どんな生き方をしてきたかが
その人の顔つきや態度、言葉遣い、声のトーンにまで影響します。

どんな思考様式を選択するかは自分次第であり、
その積み重ねによって自分の人生が自ずと決定されていることに
気づけるかどうかが、大切なのだと思います。


          生きがいラボ株式会社 代表取締役 福留 幸輔

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