人事コンサルタントの『生きがい』づくり日記 人事コンサルティング会社 生きがいラボ

2015年6月26日

社員さんの成長を後押しする評価制度の使い方

いつもありがとうございます。生きがいラボの福留です。


今回は、「評価」についてです。


当社が提唱する「逆発想の人事制度」の特長は、


『評価と給与の分離』


ということですが、よく「評価制度はないのですか?」という
ご質問をいただくことがあります。


給与を自動的に決定するために
評価制度で無理やりに点数づけを行わないだけであって、

逆発想の人事制度にも「評価制度」はあります。


その理由は、

成長するには、自分の現状を知るための情報が必要だからです。

自分の長所や短所、周囲に与える影響などの現状が分からないと
成長課題が明確に浮かんできません。


評価制度は、成長課題を明確にするために必要なのです。


「評価」というと点数をつけるというイメージがありますが、
評価と給与を分離すれば、点数をつける必要はありません。

純粋に、一人ひとりの成長課題を明確にするためだけに、
評価制度を活用できるのです。


評価と給与を分離したときに起こってくる現象として、
評価制度の「強制力」がなくなることがあります。

評価点が給与額に連動していると、
評価が良いとご褒美があり、評価が悪いとバツが与えられます。

それが、評価制度に従わざるを得ないという「強制力」です。


「給与に連動しなければ評価する意味がない」というような
ご意見もいただくことがありますが、

それは「人間は強制されなければ頑張らない」という考えに
基づいています。

しかし、私はそうは思いません。


人間は、期待され、必要とされ、信頼され、任されれば、
何かに強制されなくても、努力し、成長しようと頑張るものです。

そして、成長したいという意欲があるときには、
評価が給与額に連動せずとも、評価制度は貴重な情報源になるのです。


もちろん、人間は完璧ではありませんから、
時にはネガティブな感情が強くなるときもあるでしょうが、

本質的には、人は誰しも、前を向いて生きたいのだと信じています。


「評価と給与の分離」は、

金銭的報酬による強制力を捨て、
人間の可能性を信じるという価値観に基づいたコンセプトです。


甘い考え方かもしれませんが、
私は、人を信じ切るような生き方をしていきたいと思っています。

そして、その考えに基づいた逆発想の人事制度のコンセプトを
もっと多くの人に知っていただきたいと思っています。


          生きがいラボ株式会社 代表取締役 福留 幸輔

人事コンサルティング会社 生きがいラボ

Copyright (C) 2010 生きがいラボ株式会社 All Rights Reserved Produced by 人事コンサルティング