人事コンサルタントの『生きがい』づくり日記 人事コンサルティング会社 生きがいラボ

2016年3月24日

■人事評価で点数を付けない企業が増えている

いつもありがとうございます。生きがいラボの福留です。

先日に、人事管理・人事制度について研究をしているフォーラムに
参加してきました。

米国では、人事評価で社員に点数をつけることを廃止する企業が
増えてきていて、その事例発表を聴きたかったからです。

フォーチュン500のなかの55社が、社員の点数づけを廃止しており、
人間の本質に近づく潮流が人事制度の世界で大きくなっていることに
喜びを覚えました。

事例発表では、「マイクロソフト」「GE」「GAP」の3社の
人事担当者さんが自社の取り組みについて発表されましたが、

従業員数が数万人という大企業で、
前例のないことに果敢に取り組もうという精神に感動しました。

私が提唱する逆発想の人事制度では、
社員さんに点数をつけない「評価と給与の分離」を行っていますが、

遠くアメリカで、この動きが大きくなっていることにも驚きました。


休憩時間などを使って、参加者同士で情報交換を行いましたが、
皆さんが口々に、

 「点数を付けなければ、何のために評価するのか?」
 「点数を付けないならば、どうやって給与を決めるのか?」

とおっしゃっていました。やはり、

 「人事制度=社員に点数をつけて給与を決める仕組み」

という常識が、
人事の世界には根強く存在していることを実感しました。


しかし、それも当然といえば当然のことです。

私が「評価と給与の分離」というアイデアを思いついたのは
もう15年ほど前になりますが、

このアイデアを実現するための最大の課題が、

 「評価による点数を使わずに、どうやって給与を決めるか」

ということでしたので、ずいぶん長い間、頭を悩ませました。


現在では給与決定のフレームワークを確立していますが、
今でもなお、試行錯誤を繰り返しながら進化が続いています。

それほど「給与を何で決めるか」ということは難しい問題です。


しかし、経済合理性の強いアメリカにおいて、
人間の本質を重視した人事を目指す動きが高まっていることに
非常に勇気づけられました。

これからも、「人間の生きがいを追求する」という経営理念のもと
人事制度の『あり方』を追求していきたいと思います。

          生きがいラボ株式会社 代表取締役 福留 幸輔

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